こんにちは、廃トレーダーのたけしです
この度は、廃トレーダーたけしの禁書目録にご訪問いただき、誠にありがとうございます。
早速ですが、このページに来られたという事は、FXで継続的に勝つ事が出来ずに困惑しているのではないでしょうか?
そこで、もし貴方が
・インジケーターの組み合わせ等で手軽に勝つための手法
を求めてここに来られたのでしたら、申し訳ないのですが御期待に応える事は出来ないのではないかと思われます。
ここでは、相場の仕組みとルール、そしてテクニカル分析について解説している所なので
・FXの原理原則が知りたい方
・テクニカル分析を実戦でどう活かすか知りたい方
そういった方は、もしかしたら継続的に勝ち続けられるトレーダーになるきっかけになるかもしれませんので一緒に頑張りましょう。
はじめに
いま、このホームページを作るにあたり、過去の検証ノートやメモ、スマホのスクリーンショットなどを見て、さまざまな思い出が蘇り、懐かしい思いに包まれております。
友人に勧められたのをきっかけにFXの世界へ足を踏み入れて既に10年以上が経ち、FXを取り巻く環境も含めて様々な変化がありました。
当時の私はPCの画面にチャートを映し出し、上がったり下がったりするローソク足の動きを見て、値ごろ感だけで取引していました。
もちろん、そんな再現性のない上がるか下がるか2分の1のギャンブルで勝てるはずもなく、じわじわと資金を減らしていった私は書籍を買い込み、FXの知識をため込んでいったものです。
そして、そこでお勧めされているインジケーターを表示させて取引を行い、勝った負けたを繰り返し、さらに良いインジケーターを探す聖杯探しの旅にも出かけました。
・聖杯とは必ず勝てる取引方法・手法の事で、この聖杯というものが存在すると考える人たちが、それを探す行為の事を指す。
※私は長年の旅路を経て、聖杯は存在しないという結論を出しました。
この旅路の果てに現在の私があるのですが、勝ち続ける事が出来るようになって分かった事、それは
FXで勝ち続けるには、FXをシンプルにとらえなければならない
という事です。
シンプルにとらえる事が出来ないという人は、ちょっと言い方がきつくなりますが、FXの仕組みや本質が理解できていないから複雑に考えてしまっているだけです。
理解してしまえばFXなどシンプルなもので、買う人が多ければローソク足は上に伸びていくし、売る人が多ければ下に伸びていく、それだけのものでしかなく、インジケーターがこうなったから上がるとか下がるという訳ではありません。
そういった事から、ここでは難しい表現や言い回しは避けて、とにかくシンプルにという事を心がけて説明していこうと思っていますので一緒に頑張りましょう!
相場変動のメカニズム
まずはFXの仕組みについて、簡単におさらいしていきたいと思います。
FXの相場というものは、その通貨の価値が上がると考えて買う人が多ければ上昇し、価値が下がると考えて売る人が多ければ下降するという極めてシンプルな世界です。
通貨を買う人が多い➡️通貨の値段が上昇
通貨を売る人が多い➡️通貨の値段が下降
たったこれだけです。
FXというものを複雑に捉えている方も多いかと思いますが、実態は実に単純なものです
この事から、私たちに出来る事はおのずと限られてきます。
私たちに出来ること
- 通貨の値段が上がると分析:買いを選択
- 通貨の値段が下がると分析:売りを選択
- 相場の方向性が見えない時:待ちを選択
この3つの選択肢の中から適切なものを選んでいけばいいだけなのです。
ただ
どのようにして最適解を見つければいいの?
と思われるかもしれません。
これを見つけるには、FXというものの本質を理解する必要があるのです。
FXは綱引をイメージしろ
私はFXというものをイメージする時、綱引の情景が浮かびあがります
綱を引き合う2つの陣営の間で、はじめは一定の範囲を行ったり来たりしながらも勝負は拮抗していますが、一定のポイントを越えると一気に勝者の方向にもっていかれる様がFXそっくりだなと思えてなりません。
実はFXも綱引と同様に、ここを越えたら一気に勝負が決まるという勝敗を決するポイントが存在するのです。
方向性が定まっていない動きをする相場の動きが、一方向へと一気にもっていかれるポイントを探し出し、そこで最適解の行動を選択すれば・・・
つまり!
①相場の方向性が決まるポイントを探し出す。
②3つの選択肢の中から最適の行動をとる
基本的にFXで勝っている人達がやっている事ってこれだけです。
でも、そのポイントはどうやって見つけるの?
という疑問が湧いてくると思いますが御安心を。
この勝敗を決するポイントを見つける為に必要な知識をこれから説明するのがこのサイトという訳です。
投資と浪費の違い
FXの謳い文句のひとつにスマホ一つでFXは始められるというものがあります。
確かに始める事は出来ますが、はっきり言って勝ち続ける事は厳しいでしょう。
少なくとも私には無理でした。
もし、これからFXでテクニカル分析を使ったトレードを行いたいと考えている方は、始めるにあたって必ずパソコンを購入し、出来ればマルチディスプレイを使用してトレードを行ってください。
お金はかかりますが、そこはFXで勝つための投資と割り切って考えてください。
ここで重要なのは、投資と浪費を同じ感覚で考えてはいけないという事です。
・今回の場合の投資とは、知識を増やす為に書籍を購入したり、パソコンやモニターを買ったりすることで自分自身や周辺設備に資金を投入し、投入した資金以上のリターンを目指すものを指します。
このような行為は、浪費ではなく投資であると考え、しっかりとお金をかけなくてはなりません。
投資で成功しているトレーダーの動画では、ほとんどの方がマルチディスプレイでトレードしているのが分かるかと思います。
複数の時間軸を画面変更することなく把握出来たり、より長い期間の値動きを見ながら分析出来たりと、マルチディスプレイを使ってのトレードはメリットしかありません。
私もマルチディスプレイにしてからは、テクニカル分析の精度が上がり勝率が格段にアップしました。
証券会社の選び方
FXを始める為には証券会社に口座を持たなければいけないのですが、どの証券会社がお勧めなのかという質問がよく来ます。
現在、FXを取り扱う証券会社は多く、どこに口座を開けばよいのか正直分かりにくいかと思います。
しかし、FXを行う上で証券会社の選び方ひとつで勝敗が分かれてしまうケースも少なくありません。
そこで、証券会社を選ぶうえで考えなければならない項目を書きたいと思います。
・取引ツールの相性
・経済ニュースの見やすさ
・サポート体制の有無
スプレッド云々を言う方がいるかと思いますが、国内証券会社だと基本原則0.2銭固定なので、どの証券会社もほぼ横並びです。
また完全信託保全に関しても、当たり前なので強調はしません。
重要なのは、常に見続けることになるチャート画面及び取引画面です。
これとの相性が悪いと、上手なトレードが出来ない可能性が出てきてしまいます。
また、指標の発表や要人の会見などの経済ニュースが分かりやすい形で示されている証券会社や困ったときのサポート体制が整っている証券会社を選ぶことも重要になってきます。
そういった条件を鑑みると、私の中ではDMM FXが一歩リードしてるのではないかと。
私はFXを始めてから多くのFX会社で口座を作りトレードしてきましたが、その使いやすさから、DMM FXは現在も私の国内FX口座でメイン口座となり続けている所です。
他にもいろいろな証券会社があるのですが、おすすめの証券会社と活用方法については別ページにて説明したいと思いますのでそちらをご覧ください。
トレードスタイルによっておすすめの証券会社は微妙に変わってくるのですが、それも含めて別ページで説明したいと思います。
トレード資金の準備
周辺環境を整え、証券会社に口座を作ったら、FXのトレードが始まります。
しかし、ここでFX世界にはびこる甘言
少額資金から始められる
この文言を本気で信じ、本当に少額から始める方々が多くて苦笑いしてしまいます。
FXはメンタルゲームでもあります。
不規則に動くローソク足と増減する資金を見つつ、それに耐えながら利益確定ポジション又は損切りポジションまで待たなければなりません。
その様な時、余裕のない資金でトレードを行っている方は、かなりの確率で冷静な判断が出来なくなります。
・利益が延びる可能性があるのにもかかわらず、少額の利益で確定させてしまう。
・減っていく資金に心が耐えられなくなり、損切りポジション前に損切りしてしまう。
この様に、まともな判断が出来なくなり、結果として資金を減らし、FXの世界から退場してしまうことになります。
だったら、1回のトレード通貨の量を減らせばいい(基本となる1万通貨から1000通貨に変更)のでは!
という意見もあるのですが、これに関して私は賛同できません。
みなさん色々な目標をもってFXの世界に足を踏み入れた事は理解しておりますが、私がここでFXについて語るのは、ここを訪れた方々がお金に困らずに暮らしていけるようになることを目標にこのページを作成しました。
そうなる為には、1000通貨単位でトレードしているのではほぼ不可能です。
最低でも1万通貨単位でトレードを行い、それによる資金の増減を当たり前として身につけて欲しいと思っています。
これは教えていていつも思うのですが、多くのデモトレードを行っている方や少額トレードを行っている方たちのエントリーや利益確定を見ていると、かなり雑にエントリーし適当に利益確定している事が分かります。
利益も損失も出ないもしくは少ないトレードゆえに、緊張感の欠如から適当にトレードしてしまっているみたいなのですが、それでは練習の意味はありません。
練習とは、あくまで本番と同じ状態で行わないと意味はないからです。
泳げない人が水泳の練習を水に入らないで行っても、はっきり言って上達は見込めないでしょう。
ならば、水の中に入って練習しましょう!
FXで言えば、最低1万通貨でトレードを行い、その中で心を鍛え上げ、慣らしていくのがベストなのではないでしょうか。
ゆえに、結論から言えば、FXを始めるにあたって10万円は最低用意しましょう。
それくらいの余裕がないのなら、1か月くらいびっしり働いて資金を作ってからFXを始めても遅くはありません。
これについても詳しく書こうと思います。
まとめ
どうでしょう?
すごいシンプルに見えてきたのではないでしょうか?
FXの本質を理解し、チャートの方向性が決するポイントを見つけ出して最適な行動をとる。
これが出来れば、もう怖くはありません!
また、環境を整える重要性もあわせて理解していってほしいと思います。
そして、余裕をもってトレードする為にも資金面を含め、しっかり準備してから始めましょう。
次の章では、勝敗を決するポイント、すなわちチャートの方向性が決するポイントを見つけ出す為の知識を学んでいこうと思います!